Galant GTO Design

ギャランGTOの魅力は、なんと言ってもそのデザインにあると思います。


当初コルトギャランの発展系として生まれたGTOでしたが
三菱のフラッグシップを担うべく、妥協無く専用設計された部品も多く
細かい部分も無駄が無く、機能的かつデザイナーのこだわりを感じます。
それが、現在でも通用する機能美だと思っています。
そこでこのページでは、魅力的なデザインをご紹介します。


全体像

動感
フロントの逆スラントノーズに始まり、サイドストライプがリアへ太く伸びてゆき
最後は大胆な斜めカット。小さいながら、鋭い走りのイメージを巧く演出している。

逆スラントノーズ
初代コルトギャランから始まった、戦闘的な逆スラントノーズ。
ギャランGTO・ギャランΣ・E30系ギャラン・GDIギャラン・ギャランフォルティスと受け継がれる
ギャラン(勇敢)の名前に相応しい、三菱伝統の特徴的なデザイン。
ギャランSuperVR-4と比べてみると、逆スラントの角度も似ています
そして現代において空力的に不利と言われる、逆スラントをあえて採用した新型ギャランフォルティス

二分割グリル
70年GTO、75年GTO、96年ギャランと3台を並べてみました。
それぞれ30年近くの隔たりがあるのにもかかわらず、現行ギャランのフロントモチーフは
ボンネット先端をV型のくさび型にし、逆スラントの迫力ある二分割グリルとブラックアウトされた
独立したベゼルの中には奥まったヘッドライトを装着、深みある立体感を演出し
GTOの正常進化版とも思える程良く似ています。
材質が鉄メッキからウレタンに変わっても、流れはこれぞ三菱オリジナルだと思います

フロント
逆スラント、ロングノーズ

先端を逆スラントにする事によって
鋭さを演出し、斜めデザインのウインカ
傾斜角の大きいウインドウ、
サイドストライプでスピード感を出す

サイド
タンブルホーム

三角窓とピラーを無くしフルオープンへ
その横には三分割された
エアーアウトレットが引き締める。
ウエッジシェイプ

ウインドウのデザインに沿って
ホップアップしたキャラクターラインが
全体の躍動感を出しています。
リア
ダックテール

ルーフの流れとキャラクターラインを
重ね合わせた部分でヒップアップさせ
エアスポイラーの役割を持たせた。


室 内

8個のメーターが睨むフライトコックピット。スポーツマインドの中に木目のアクセントが大人の雰囲気


エンジン

ボンネットを開ければ、そこにはゴールドに輝く「サターンAIIIエンジン」が顔を出す。
DOHCエンジンが高級機構だった頃の自信。

(C)2002- Galantgto NETWORK